玉 響 (愛知県刈谷市)
名古屋から東海道線の上り(豊橋方面)普通電車に乗って23分、
逢妻(あいづま)という駅で下車してさらに歩くこと15分、
住宅街の一角に、この玉響(たまゆら)はありました。
店構えと言うよりも本当に一軒家の門柱で、そこを入っていくと店と言うより作業場みたいな建物が…。
中に入ると壁一面に竹板を張り付けて独特の雰囲気。
午後3時過ぎという時間でも割とお客さんが入っていたのにもビックリ。
メニューは『竹薫製麺…600円』のみで、それにチャーシュー、味たまご、ネギ、ワンタンなどの『そえもの』を注文。
私は味たまごを注文。「そえもの」と言う通り、味玉はラーメンの中に放り込まれず別皿に入れられて出された。
半熟具合の良い、綺麗な味玉〜。
チャーシューは竹炭で薫製にしたもので、少し独特の臭みがある。
私は薫製系の肉や魚類はあんまり好きじゃないのですが、
この薫製チャーシューに夢中になる人はすごく多いみたい。
スープは鶏とカツオから取った和風のスープで、とても風味が豊か。
名古屋コーチンの味玉、メンマは食感が良くて旨い(名古屋の店は何故かメンマの旨い店が多い)。
器にも凝っていて、形がゴツゴツとした器はどれもデザインが違っており、
3人で行って3通りの違う器で、同じラーメンでも器の違いで様々な姿に変えてくれる、
そうした芸術的な見た目も味わえます。
とにかくココは上品な味わいのラーメンを提供してくれるところで、なかなかの穴場ですね。
下の写真は『竹薫製麺…600円』プラス『味たまご…100円』で合計700円。
2003年12月20日の食べ歩き
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入口は、札が出ていなければ普通の一軒家と同じ。
建物は一軒家に離れを増築したような感じ。竹の囲いを過ぎてサッシドアを開けると、そこは店の客席部分。
建物の右は住居になっている。トイレは住居用のトイレを使用〜。
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