2003年2月の食べ歩き
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1月は体調も良好。2月も順調な毎日でいられますように…。
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2月1日…一徹ラーメンパパとママ(姫路市)
当情報掲示板で宣伝が流され、少し話題になった店。
掲示板で宣伝の流される店ってのは過去の例からほんと、たいしたことがない場合がほとんどだったけど、
ち〜ぷさんなど、西播在住の人たちの話から結構イケてる店だということが実証された!
こりゃあ行かねばなるまい…と思っても我が家から80キロ離れた姫路ってそんなに気軽には行けない。
でもでも、ちょうど姫路で用事があったことで行くきっかけが作れました!(^_^)
地理的には姫路城の真北方向で、姫路市の中心部から車で15分くらいの場所。
姫路獨協大学へ向かう道路から少し右へ入った所で、周囲は完全な住宅街。
店構えもラーメン店というより、住宅街の中にある喫茶店みたいな感じなのです。
店の内部はカウンターとわずかなテーブルのほか、少し広めの20人くらい収容できるお座敷を備えている。
グループや少人数の宴会にも使えそうな広さ。
ラーメンは看板メニューの「極上一徹らーめん…600円」、
スープと麺だけの「すっぴんらーめん…450円」、
季節の野菜がたっぷり入った「野菜らーめん…750円」、
その他「カレーらーめん」「博多とんこつ」「ピリ辛とんこつ」など。
また、ラーメン以外にもチャーハン、焼きそば、ホルモン鍋など、いろんなメニューが揃っている。
私はこのお店の代表的メニューである「極上一徹らーめん」のほか、
「カレーらーめん」の2杯を食べました。
スープは、豚骨、鶏、野菜、和風の魚系ダシのブレンドだそうで、化学調味料は入れず、
野菜は土作りからこだわっているという100%自家製無農薬野菜を使用。
鶏は高知県産と、どれも材料からして違う。さらに、水は天然の湧き水を使っているそうです。
確かに水はとても美味しくて、これをスープに使ったら極上の一品ができるだろうな〜。
そんな極上一徹ラーメンは看板メニューとしているだけあって美味しかった。
具は、ネギ、チャーシュー、もやし、味付け玉子など。
実は、これらの具に惑わされてしまってて、スープの味がよくわからなかった。
スープの旨さや麺をじっくり味わうのには「すっぴんラーメン」のほうが良いかもしれない…。
再度食べに行く時には、すっぴんらーめんでじっくりと味わうべし。
最後に食べたカレーらーめんは野菜もたくさん入ったもので、カレー辛さはマイルド。
味は全般的にまあまあってところだった。やっぱり『極上一徹らーめん』ですな。
ラーメン以外に、野菜炒めやお漬物なども頂きました。
野菜は野菜自身が持ち合わせている独自の旨さ・甘みが詰まっていて素晴らしい。
我が家では以前まで但馬の知人から自家製の無農薬野菜をもらっていたのだけど、
それに匹敵する旨さだった。
但馬の知人農家では、無農薬野菜作りが大変だと言うことでもう作っていないので、
ここしばらくこういう本来の野菜の味がする野菜を食べていなかったから感動モノでした。
一番感動したのは「お米」です。ご飯がおいしい。
おにぎりを作っていただいたのですが、うっひょ〜って叫ぶくらいの旨さです。
オーパーな表現だけどマヂです。
これは10年くらい前、私が食べ歩きをしてまだ間もない頃に、福井県の田舎の、
ちょっとした穴場的なお店でいただいたご飯の美味しさが忘れられないのですが、
あの味にも似ていました。
ほんとうに美味しい!!と言えるご飯を食べたのは、あの福井のお店以来だから10年ぶりなのです。
お米は「まぼろしの米」と言われる新潟の「新保三喜雄」氏作のお米だそうです。
(その人の名前は全然知らないけど^^;)
このお米を持ち帰って我が家で炊いても、これだけ美味しいご飯にはならないでしょうね。
やっぱり良い水を使うのはもちろん、水加減、火加減も重要だから…。
よくいろんな店にいくと出されている「当店はどこそこ産の地鶏を使っています」などのウンチクを見かけるけど、
そういう店で食べてみても、良い材料を使ってるのかってこがよくわからない。
でも、ここのは食べ歩きなどしていない普通の人や子供が食べても、素材の違いがよくわかるのではないでしょうか。
やはりこれは「水」のおかげで材料・素材の良さが引き出されてきているんだと、
元・水汲みマニアの私はそう結論づけてしまいました。
(ほんとうに水が違うだけで料理の味はすごく違いますぞ。特に和風ダシ系のは…)
また3月頃に行ってきます(^^。
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2月7日…黒兵衛/東灘店(神戸市東灘区)
三宮から戻る途中、何か食べたいな〜と思ったところ本山で電車を降りてしまう。
味濱家に行こうかとも思ったが、ここは開店して以来、一度も行っていない「黒兵衛」を偵察に…。
カウンター8席とテーブル22席ほどの座席数で何やら2階へ上がる階段が気になるけれど、
とりあえずカウンター席に陣取り、ラーメン(580円)を注文する。
しばらくして注文品が出てくるのですが、ラーメンが出された時に店員さんが
「4番さん、完成〜」というようなかけ声をかけるのです。
4番テーブルの客にラーメンを出し終えたという合図なのですが、
若い店員さんたちの元気さが伝わってきました。
それから以前、JR尼崎駅近くの新しい黒兵衛の新店へ行った時に、
漬物バーのようなトッピングのサービスがあったので、
てっきりこの店にもあるのかと思って店内を見回してみてもそれらしき物は無し。
あれは黒兵衛全体でやっているのではなく、JR尼崎店で独自でやってるものなんでしょうか…。
出てきたラーメンに生姜を二つまみ投入。紅生姜を麺に絡めて食べると最高〜
(私は生姜好きなもんで)。
このまろやかな味のスープには個人的にはもう飽きてしまったけど、
ここのチャーシューは美味しい。この炭火で焼いたかのような香ばしい匂いがたまらない。
箸でほぐして、少しずつ食べるのがイイ!このチャーシューだけ持ち帰りたいほど。
てことで、ラーメンを食べ終えると、丼の底にザラザラとした粒状のものが。豚骨の粉ですな。
たまに食べると美味しい、くろ・とんラーメンの黒兵衛でした。
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2月10日…ツバメ(西宮市)
1月31日に食べに行ってる店ですが、またまたツバメに行きたくなってしまい、食べてきました。
客は一人だけ。またカウンター右端の席に陣取り、スダレのわずかな隙間から店主の作るところをコソーリと覗き見しながら出てくるのを待ちました。
前回は普通の中華ソバ大盛りだったけど今回は「味玉」を注文。
10日前に行った時のように、煮干し系の香りの漂う口当たりの良い醤油味のスープ。
そこに茶色い丸々1個の味玉が入っていて、それを箸で割ると中からトロ〜リとした黄身が現れた。
ソコソコに味のついた味玉をスープの中に付け、スープと共にレンゲですくって口に運ぶ。美味しい〜。
今日もスープを飲み干して、満足なひとときでした。
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2月15日…味太郎(西宮市)
阪急夙川駅から西宮北口寄りの阪急高架下にあるラーメン店。
夜に通ると客がだーれもいない。ホームページを開設した98年から、唯一この店に行ったという書き込みをしたのは瀬良ダンナさんの投稿だけ。
98年以来、誰もネタにしない店だったので余計気になってた。
瀬良ダンナさんによれば、この味太郎は震災前まで中華の店で、
95年の阪神大震災では阪急電鉄の高架が崩れたために長期休業を余儀なくされ、
復旧したのちにラーメンとチャンポンの専門店として転換し、現在に至っているらしい。
ということはラーメン店としてオープンしたのは、
この高架下商店街が復活した96年頃ってことか…。フムフム。
天気も良く、気持ち良かったので久しぶりにラーメン屋巡りでもしようとお昼前に阪神西宮駅近くまで来てみた。
前々から気になりつつもまだ行っていなかった「麺・力一杯」へ行くと、なーんと満席の上店内に3人ほどの客待ち。
ん〜、どないしよっかなー、待つかな〜と思ったけど避ける。んで、阪急高架まで行って味太郎の前を通る。
なんとビックリ、テーブル席はすべて埋まっている上、10席あるカウンターも5席埋まってた。
この店、昼間はこんなに混んでいるのか。ということで味太郎へ入ることにしたワケでした。
店内は島根県の離島・隠岐のポスターやパンフ、ペナントなどが壁に貼り付けまくられている。
また、今年の選抜高校野球大会では隠岐高校が初出場とかで「祝・甲子園出場決定」というお祝いのメッセージまで書かれている。
ちなみに隠岐にも「味太郎」という店があり、隠岐の味太郎は隠岐の中でもつとに有名なチャンポンの店だそうで、
西宮の味太郎の主人が隠岐の味太郎秘伝の”味”を学び・持ち帰って西宮版「味太郎」をオープンさせたとのこと。
隠岐の島の味太郎ってのがどんなとこか隠岐自体行ったこともないから知らないけど、
まあとりあえずオーソドックスに「チャーシューメン」を注文する。
わりと浅い目の丼鉢に入ったトンコツベースのラーメンが出てきた。
スープを一口…、すごくあっさりしている。
ダシが出ていないとか薄いとかではなく、やさしい味って言うのか、
これと言うインパクトはないんだけどね。
チャーシューの味もほんのりと甘さがあって脂身も美味しい。
スープにつけて食べると、すごく柔らかくなってウマイ。
隠岐秘伝のスープとか何とかのウンチクはよくわからんけれどね。
チャンポンが自慢だっつーことだったので、今度来た時はチャンポンを味わいたいものです。
とりあえず店のデータ…
住所…西宮市西田町6-3 TEL…0798-36-4649
営業時間…11:00〜15:00/17:30〜21:00 定休日…水曜日
車で来る場合は171号線からではなく、万葉苑筋や県道大沢西宮線(建石筋)から阪急高架山側の東行き一方通行路に入ってけばOK。
電車の場合は阪神西宮駅から北へ出て、国道171号線に沿って徒歩10分弱で阪急高架にぶち当たります。
そこで高架山側沿いに西へ2〜3分歩けば味太郎。
阪急夙川駅からなら阪急高架沿いに東へ徒歩7〜8分程度です。
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2月15日…麺屋 高田屋(芦屋市)
2002年10月オープンという高田屋。
オープンしてから掲示板でも新店の割には目立った話題にはならず、ぼちぼちといったところ。
また、評価も対照的で「おいしい派」と「そうでない派」も極端。
ならば自分で確かめてみよ〜ってことで食べに行った。時間的には午後1時過ぎでピークは過ぎているのだろうけど半分ほどの客の入り。
近くの日の丸軒、芦屋ラーメン庵、楓林はどこも行列ができているのに、これは悲しいぞ。
とりあえず店員さんたちの元気の良さはイイ!
動きもテキパキとしていて申し分ない。
ラーメンのほうは、塩、醤油とあって、こってりかあっさりを選び、また、麺の固さもお好みで。
取りあえずは塩でこってり・味玉入り(700円)を注文。
丸鶏・鶏ガラに魚系スープを合わせた、いわゆるWスープっちゅうやつで、割と評判はいいらしい。
んで、麺は尾道ラーメンに使うような平麺。
正直言って私好みの味では無かったのでした。チャンチャン♪。
そのうち醤油でリベンジしてみます〜。
店員さんたちの仕事のこなし方、丁寧さは芦屋のラーメン店の中では一番かと思う。その辺、大きく評価いたしましょう。
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2月15日…元町 誠心堂(神戸市中央区)
JR元町駅東口のすぐ山側に最近できた四川ラーメンが看板の店。
実はココ、大阪北新地にあった「海青」という店が移転してきたらしい。
海青は以前に一度、関西ウォーカーのラーメンW杯という企画のラーメン批評のために
ラーメン友の会関西会長・ricchanと二人で訪れたことがあったのだ。
(ちなみに海青は事情があって掲載はボツになった。)
で、私は今回、元町へ移転後、初めてこの店に食べに来れたというワケ。
海青時代の店はカウンター8席分程度と4人座れるテーブルが1つあるだけの小さな店だったが、
元町の店はテーブル席で30人くらいOKと、格段に広い。
で、北新地時代の四川ラーメンは1杯700円だったのだけど、元町の店では550円と安くなっていた。
さーて、看板メニューとなっている四川ラーメンを注文し、出てきた。
関西ウォーカー・ラーメン王決定戦の掲載記事に出ている写真と、
私がデジカメで撮影した写真とを見比べてみると、明らかにチャーシューが少ない。
北新地時代と比べてチャーシューの数を減らしてリーズナブルな価格にしたというワケだ。
ちなみにチャーシューメンはプラス250円。
さらにおいしい召し上がり方…と書かれた紙が貼られていて、
『まずはそのままお召し上がり下さい。』
そのまま食べてみる。スープを一口飲む。少しだけ辛い味がする。そんなにピリ辛ではない。
にんにく…スプーン1杯〜2杯
レモン果汁…適量
てんかす…スプーン1杯
『順番にお入れ頂いて、色々な味をお試し下さいませ。』
順番に入れてみる。
不思議なことに、レモン果汁を入れたあとの四川ラーメンはまったくと言っていいほど辛さが無くなりさわやかな味になる。
この驚きは北新地時代にも味わったなぁ〜。でも、四川ラーメンを食べている感じがしないので…。
『辛目が好きな方はトウバンジャンを適量お入れくださいませ。』
この言いつけ通りにトウバンジャンを入れた。そしたら、もとの四川ラーメンの味に戻ったような気がする。
この作業どれも北新地の海青時代とまったく同じ。しかし全体的に北新地時代の海青のほうが良かった…と個人的に思うのでした。
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2月15日…天佑(神戸市中央区)
神戸でも老舗の類に入る人気のラーメン店である〜…とは言っても最近は雑誌で紹介される機会がめっきり少なくなってパッとしない。
私もこの店には98年12月に訪れて以来、4年半ぶりの来店となります!
トンコツベースの少しこってりしたスープも久しぶりだな〜と食べてみたらば、あれあれあれれれ…、昔ほどの感動は無かった。
はじめて食べた時の、あの美味しさは昨日のことのように覚えてる。神戸で一番美味しい…と書かれた看板は少々大げさだけど、
この近辺ではまず間違いなく美味しい店だ…と、今から10年前、93年当時はそう思ったものだった。
人柄の良さそうな初老の夫婦で店を切り盛りしている天佑には店主の馴染み客に混じって、
三重県から来たというグループがガイドブック片手にラーメンを食べていた。
神戸のガイドブックにもこの天佑は紹介されているようで、地元客のみならず県外の客にも評判の模様。
スープも全部飲み干して、帰り際にラーメンの代金550円を払おうとしたら店主は私に50円を返してきた。
「あれ?550円じゃなかったっけ?」
そう言う私に天佑の主人は人差し指をさし、ニコッとしながら「あの貼り紙見て…」
そこには『全品50円引き』と書かれていたのでした。
デフレ風はこんな小さな店にまで来ていたか。
しかし天佑のラーメンが500円とは安い!
というワケで2月15日はなんと1日にして4杯食べました。こんなに食べたのは久しぶり。
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2月17日…天下一品伊丹瑞穂店(伊丹市)
伊丹に『ら〜めん夢屋台』がオープンしますよ。場所は瑞ヶ池公園バス停近くです…。という情報をある方からメールで頂き、
なんとなくその場所を見に行きたくなったことと、その近くにあるドキュンの巣窟・ドンキホーテにも久しぶりに行きたくなったこともあり(^^;
ついつい仕事帰りに伊丹まで来てしまった。
見てきた結果、ら〜めん夢屋台がオープンするのはもともとラーメン屋の「百万両」という店があった場所で、近日オープンに向けて改装工事中。
新しい店の場所確認ができたあとは、お腹すいたな…と思った時、丁度近くにこの天下一品あり。
それと表に出されている「昔なつかしの屋台味…」という広告に惹かれたというのもある(笑)。
実はこの伊丹瑞穂店には以前に一度だけ行ったことがあり、実に10年ぶりの来店となった。
ところで表に貼り出されている新登場の「昭和48年屋台味」っちゅうのは何なんや〜と、ずっと前々から気になっていたワケだが、
どうやら昭和48年当時に屋台でやっていた頃の天下一品の味を再現したものだそうだ。
いわゆる「こってり」と「あっさり」の中間だとのこと。ということは「普通」なのだろうか(笑)。
出てきたラーメンは、ある程度想像していた物とだいたい合致。味もナカナカ。
天下一品のラーメンは、あのドロドロのスープのイメージが強いため、
こういうサラッとしたスープはどうも違和感が…という人も、一度は食べてみましょ〜。
私の知人で、天下一品のラーメンは濃すぎるし、反面、あっさり味は好みのものじゃなかった…という人がいたのだが、
これだったらあの知人も食べられるかもしれない…。
ちなみに、帰りに立ち寄ったドンキホーテには、マルちゃんが出している『山桜桃 醤油とんこつ』というカップ麺が100円で売られていた。
(希望小売価格250円)。思わず2つ買ってしまいました(笑)。
ただ、これは限定品で現在は製造終了となっているようで、
販売されている分は在庫処分という形になっていると思われます。
だから100円だったのね。
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2月18日…げん家らーめん尼崎店(尼崎市)
昨年11月1日に隣接する回転寿司ふなひこと同時オープンしたところです。
関係ないけど、開店直後に、ふなひこの前でウロウロしてたら店の人が出てきて、
1皿無料券くれました(^_^;)
とりあえず、ふなひこの系列なのですが、尼崎には同名のスーパーマーケットもあります。
たぶんこれも系列店?そんな会社がやってるラーメン店。
まずは店に入ると食券自販機で食券を購入しなくてはなりません。
メニューは、げん家拉麺…680円、味噌げん家・塩げん家…700円、
醤油拉麺…580円などなど。
テーブルにつくと、店員さんがお水を持ってやってくる。
割と広い店内に、客は私以外に若い男2人組とサラリーマン1人に老夫婦1組。
しかし店員が7名もいた…。ちなみに時間は午後7時。
調理場からはフライパンで何かを炒めている音がする。
私が注文した後に始めたので、私の注文品を作っているのだろうけどフライパンで炒める…ということは、
もしかして中華屋の五目ラーメンみたいに野菜を炒めてスープと煮込んだ感じのものなのだろうか…。
出てきたものは、厳選した有機野菜をジュワッチと炒めた野菜をトッピングしたもので、
中華屋みたいにスープと混ぜた鍋振りスタイルで作ったやつではなかった。
そしてチャーシューと半熟の煮たまごをプラス。スープは豚骨ベース。あっさり目だったけど、まあまあ美味しい。
野菜の味が強くて、ちょっとスープの味がよくわからなかった。もう何度か食べにいかないとうまくコメント出せないな。
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2月20日…支那そば三醤屋(神戸市長田区)
長田区と言っても西へちょっと歩けば須磨区の板宿。最寄り駅も山電・市営地下鉄の板宿駅です。
この店も昨年から掲示板で特に話題に多く出た店でした。たぶん壱学に次いで話題になったのではないだろうか。
そういう話題店だったのだけど、今の今まで私は行っていなかった!
なんとなく板宿という地に足が遠のいてしまって…。
ちょうどこの日は翌日の仕事の関係で1時間早く退社できることとなり、
午後5時半頃にJR新長田駅に到着。そして10分ちょっとの道のりを歩いて店まで行く。
店に入ると客は誰もいない。開店時間が午後5時半なので、私が夕方最初の客らしい。
メニューをざっと見てから、まずは『味付け玉子そば…570円』を注文した。
店のおばさんが何かを持ってきた。それは岩塩、ローズマリー、ハーブの入った小皿。
お好みでラーメンのスープに極少量混ぜてくださいとのこと。
味付け玉子そばが出てきたので、まずはそのままスープと麺を食べてみる。
あっさりした味。塩分も少な目だった。そして先ほどの塩やローズマリーを
ほんの少しだけ入れて混ぜてみる。少し味がついたかな…と思うけど、
できたら塩はこれ以上入れずに出されたままで頂きたいものです。
麺も上々、味付け玉子もナカナカうまいし、ただ量が少な目なので1杯だけでは腹持ちならぬ。
で、さらに追加で「月替わりそば」を注文したのでした。
今月の月替わりそばは、冬亦ナ茸、鱈のつみれ、チャーシュー、春菊、大葉、焼き海苔、揚げ雲呑、
柚子胡椒が入ったもの。柚子の香りがフワ〜ッとくる逸品。
2杯目だったけどペロリとたいらげてしまいました!
また3月には必ず行きます。月替わりそばが楽しみですわ(^^)/
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2月21日…一之助(豊中市)
千里中央の熊五郎が一之助としてリニューアル。(オープンは2月23日)
麺にこだわる店で、試食会が実施されるということで参加させていただきました。
PAPUAさん、武内さん、ふらんそわさん、かとさん、いっちゃん、ともさん、メッチャさんなどなど、
この日は望麺会でお馴染みの人が大勢来ていて、まるでオフ会(いや、完全にオフ会)でした。
さらに熊五郎の部長さんのほか、社長さんまでいらしていた。
この日は試食会と言うことで飲食代は無料!それと店員さんの研修も兼ねている感じ。
麺は縮れ麺で店舗内に製麺室まであり、自家製麺を使用。麺にもこだわるところは京都百年屋や
大阪福島にある五郎ヱ門も同じ。メニューの構成とか味にしても、京都百年屋とソックリです。
まず最初に食べたのは、チャーシュー麺の和風こってり塩。
とにかくモチモチとした麺がとても良い。
スープも飲みやすい。麺がスープに絡みつくので麺がよけいに美味しく感じられるのかもしれない…。
チャーシューも適度な脂身がついたもので、トッピングにある白髪ネギとくるんで食べるとこれがナカナカ。
ラーメンとは別に、チャーシューとネギの盛りあわせも用意してくれたのですが、
冷たいチャーシューだけ食べるのはちょっとキツいですな。
やっぱりあつーいラーメンの中に入ってこそです。
次に食べたものは、あっさりしょうゆ味のラーメン。
「こってり」に入っていたチャーシューは脂身のあるものでしたが、
あっさりに入っているチャーシューは、赤身のものだった。使い分けているようで。
あっさり味のラーメンも2杯目だというのにズズズッと食べられました。
そのあともビール飲むわ寿司食うわで結局、晩7時半に訪れて11時近くまで過ごしてしまった(^^;
熊五郎の社長さま、営業部長さま、どうもごちそうさまでした。
下の写真は「和風こってりラーメン塩」
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2月23日…神戸北野軒(宝塚市)
前々から気になっていつつも立ち寄らなかった神戸北野軒、やっと行く機会が…。
雰囲気的には山神山人のような木目調で、一部でトタン(波板)を使っていたりと凝ったインテリア。
実はこの店は山神山人と同じ北海ラーメン系のお店だったんですね〜。
ところどころで山神山人を彷彿させるところがありました。
たとえば「麺」なんかは山神山人と同じような極細麺を使っていたりとか…。
メニューは、紀州正油…600円、中州とんこつ…600円、北海道味噌…700円、野菜ラーメン…700円、
北野辛味坦麺…750円のほか、フカヒレラーメン…1500円という高価な値段のラーメンメニューまで!
私は「北海道味噌」、同行者は「中州とんこつ」を注文。
北海道味噌は「まろ」味と「コク」味の2種類あり、「コク」でいってみる。
普通の味噌ラーメンとは違っていてスープが赤く、いかにも北海道味噌のラーメンだ〜っていう感じ。
この手の北海道味噌をブレンドしたラーメンは食べたことあっても、
そのまま使ったラーメンは食べたことが無かった。
見た目の色で、八丁味噌を使った味噌煮込みうどんや、寿司屋で出される赤出汁の味を思ってしまったけど、
普通の味噌ラーメンがちょっとクドくなったような北海道味噌特有の独特の味。
チャーシューは脂身があり、甘みのあるもので割と美味しい。
でも、ちょっとナゾかな…と思ったのが、神戸北野軒という店名。神戸を名乗っていて、
北海道味噌に中州とんこつ、サイドメニューの「名古屋名物香味手羽揚げ」。
メニューと店名の相関関係がまったく感じられない…。
メニューに何か「これぞ神戸だ〜〜!」っていう特徴があればよかったのにな…と思ったら、
サイドメニューに「そばめし」がありました(笑)
ラーメンに「神戸だ〜っ」て言う特徴があってもいいのだが、
神戸をイメージする食材って神戸牛以外、何もないな。
では、神戸牛ラーメンでも…。(^_^;)
写真左下…北海道味噌コク味、写真右下…中州とんこつ
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2月25日…龍旗信(堺市)
昨年末の望麺会でもらった龍旗信の全品無料チケットを消費するために堺の龍旗信へ行ってまいりました!
望麺会についてワカラナイ人も多いと思うので、ちょっと説明しますが、
関西のラーメン好きの人たちの、いわゆる忘年会なのですが、それをもじって「望麺会」としている集まりです。
第一回は99年で、この時が私にとっては関西ラーメン系オフ会における最初の晴れ舞台でした。
この時は30名ほどが来られていて、永井さん、PAPUAさん、月旧一さん、ブイヨンさん、もと天一ファンさんなどなど、
ラーメン系ではお馴染みの顔ぶれのほか、東京から大崎さん、ジャンボさんといったテレビでもお馴染みの方々も来られていました。
第2回、第3回と会を重ねる毎に40名、50名と参加者が増え、2002年の望麺会は60名以上が参加していました。
たぶん次回は70名くらい参加するんじゃないだろうか…というワケで規模もだんだんと大きくなってきました。
その望麺会での楽しみの一つとして、ラーメングッズやラーメン店の無料飲食券などが当たるくじ引きがあり、
私はその時に、龍旗信のチケットが当たったというワケです。
で、そのチケットが物凄いのです。その店の全品が無料なのです!
二人で行って、チャーシューメン、渡り蟹ラーメン、龍旗信ラーメン、堺からし菜巻、チャーシュー丼、
唐揚げ、塩冷麺と食べました(^_^;)
塩冷麺はなんと!この日にスタートさせた新メニューだったのです。そしてその塩冷麺を食べた最初の客が私(^^)。
なんとも嬉し恥ずかしの第一号というワケです。
塩冷麺は浅めの大きな器に、麺と蟹の足身もをたっぷりと入った逸品。
さらに、角切りにした生茄子とトマトが入り、店主曰く食べる前にぐじゃぐじゃにかき混ぜてくださいとのことで、
言われるままに混ぜる。そしていくつかの具と麺をつまんで口に運ぶ。あっさりとした塩味の冷たいスープが具と麺に絡み、
ナカナカの旨さ。すばらしきかな〜という冷麺は1杯1200円。値段だけ見れば高いと思ってしまうけど、
カニの身が入り、これだけの秀作ならば1200円という価格は決して高くはない。
とにかく食べまくった2人で4400円分、チケットの効力によりタダでした。ごちそうさまでした。
でも、チケットはまだ3品分ほど残っているんだな〜(^^) 今度は人を連れ、お金払って食べに行きます。
下の写真は「塩冷麺」
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2月27日…にっぱち味一番(尼崎市)
カフェレスト ピューリア (にっぱち味一番)
最近、180円のびっくりラーメンでお馴染みの「ラーメン一番」が大阪を拠点に全国進出していますが、これがまた大受け。
これとは別に「にっぱち味一番」というラーメン一番とは恐らく関係ないと思うんだけれど良く似たチェーン店が尼崎などにあります。
この「にっぱち味一番」はラーメン一杯の値段が180円ではなく「にっぱち」すなわち280円。
びっくりラーメンのラーメン一番と、にっぱち味一番の違いは、価格が180円と280円との違いのほか、
にっぱち…のほうはラーメンメニューが少ないこと。そのかわりに、お好み焼き・焼きそばというサイドメニューがあること。
お好み焼き・焼きそばも280円なのです。
また、私が入ったこの尼崎市神田北通りの店は喫茶店をも兼ねており、
店の造りは完全に喫茶店で、店名もカフェレスト・ピューリアと言います。
このカフェレスト・ピューリアが「にっぱち味一番」やっていると思ったほうがイイかと。
さらに中華メニューも色々あり、鶏唐揚げ、鶏のクリーム煮、
牛肉カキソース炒め、八宝菜、酢豚などの中華メニューもいろいろ。
ちなみにこれら中華メニューは「にっぱち」ではなく「ごーはち(580円)」です(笑)
注意事項…営業時間は午前7時からだけどラーメンは午前11時からのメニューらしい。
でも朝にはカレーラーメンがメニューに入っていると書かれてました。
ラーメンだけでは量が少ないだろうと思い、半チャン焼きめしとのセットメニューで頼んでみたところ、
意外にも焼き飯は餃子の王将で出される焼き飯に匹敵するほどのレベルのヤツだった(微妙な言い方だけど^^;)。
値段はラーメン+半チャン焼き飯で、なんと380円。半チャンっていうからすごく量が少ないと思ってたら、
茶碗に1杯分くらいはある。この程度の焼き飯を300円で出してる店があること思ったらこれは安い、相当安い!
小腹のすいた時にはほんとオススメの、にっぱち味一番でした。
2003年2月27日の食べ歩き
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ラーメンの評価…180円のびっくりラーメンと違っているところは、具にゆで卵の半身が入っていた。
スープも「にっぱち」のほうが味も色も濃い気がする。
味はスーパーでよく売られている醤油ラーメンの生麺を家で作ったのと同じ味。
まあ280円だし、こんなものでしょ。期待してはいけない…。
見かけはホント、喫茶店。
★ 店舗データ |
所在地 | 尼崎市神田北通6丁目159番地 |
電話番号 | 06−6413−5151 |
営業時間 | 朝7時〜夜は?? ラーメンは午前11時から。 |
定休日 | ?? |
混雑度 | ★★★☆☆ |
ファミリー度 | ★★★★★ (^o^) |
地図 |
Yahoo地図/
MSN地図
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最寄り駅 | 阪神出屋敷駅から北へ徒歩7分 |
アクセス | 【路線バス】…阪神電鉄バス難波バス停から南西へ徒歩3分、尼崎市営バス昭和通8丁目バス停から南東方向へ徒歩4分。 |
駐車場 | なし |
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2月27日…おたふく(尼崎市)
この店名を聞いたら、なんか大衆食堂っぽいイメージが湧いてきますが、店は今風のラーメン屋です。
オープンしたのは確か去年の7月。この店ができる以前は、「ラーメン一番星」という、
マグロをダシに使った店が営業していて、店の中も外も昭和30年代をイメージして、なつかしい看板や映画のポスターを貼り付けて、
良い雰囲気を醸し出していたものの1年も続かず玉砕。しばらく空き店舗だったのちに、
「おたふく」というラーメン店がオープン。
カウンターで7席、6人がけテーブル1つと4人がけテーブル1つで計17席の広さ。
メニューは、とんこつラーメン、しょう油ラーメン(各590円)、みそラーメン(690円)と基本は3種。
チャーシューメンはプラス150円。
そして、多くのトッピングが加わった「おたふくラーメン」というのが980円。
ちょいと贅沢して、そのおたふくラーメンとやらを注文。(ベースはとんこつで)
トッピングは、チャーシュー、キムチ、高菜、メンマ、コーン、煮玉子、ネギが入ることになる。
とすると、これは結構なボリュームになるのでは?と予想していたら、そうでもなかった(^_^;)
トッピングの具はスープが冷めないよう、直前に電子レンジで暖めてました(チン…と音がしていたので)。
トンコツベースのスープは、いわゆるライト系で食べやすい味のものです。
こんどは普通のラーメンで、もう一度食べてみなくては…。
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所在地…尼崎市七松町
電話…06-6430-5777
営業時間…11:00〜15:00/17:00〜23:00
アクセス…尼崎市役所から北へ徒歩3〜4分。JR立花駅から南へ出て、東へ歩いて約7〜8分
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