かもかもラーメン食べ歩き
《広島県備後地方版》
2004年4月22日更新
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これまでに、私・かもねぎが過去12年間に食べに行ったことのある広島県内のうち、
福山・尾道など、広島県東部(備後エリア)の情報です。中には閉店してしまった店も
あるかと思いますが、その辺の情報がわからないためそのまま普通に掲載してます。
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一福食堂 (広島県福山市大黒町)
前日から福山で宿泊し、朝10時前に行ってみたら開いていない。
備後のラーメン本には午前9時から営業と書かれてたけどそれは間違いで本当は午前11時からとのこと。
店名の通りここは食堂で、洋食や丼物・定食類など和洋いろんなメニューある中で
「中華そば」もある。
あっさりした味の鶏ガラ豚骨昆布ダシ少々醤油味のスープに歯ごたえのある固いチャーシューと、
白ネギ、長ネギ、もやしなどの野菜もなんぼか入っていて、その割に値段が430円と安い。
福山の老舗の味を堪能いたしました。
2004年2月22日の食べ歩き
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またまた尾道へ行く!
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岡山からJR山陽線の下り電車に乗って1時間半、またまた尾道まで来てしまった。
今年に入って何度目の尾道になるんだろうか…。
今回、ずっと以前に食べたことのある尾道ラーメンの店・東珍康へ行ってみたくなり、
とりあえずJR尾道駅から新幹線専用の駅である新尾道駅まで路線バスに乗って行った。
ちなみに、東珍康(とんちんかん)は、私が生まれてはじめて食べた尾道ラーメンの店でもある。
何年ぶりかの東珍康…。
新尾道駅でバスを降り、歩くこと数分。店までたどり着くと店内が暗い…。
ラーメン本やWebサイトには通しで営業と書いてあるけれど、
なんとこの日は午後5時まで休みますとのこと。
せっかく来たのに〜殺生や〜っ。そのまま帰るのもアホらしいので、
せめて店の写真をパチリ。またの機会と言うことで…。
しかし、腹減った〜。岡山を出てもう2時間以上が過ぎ、
時計の針はもう午後2時を回っていたのだった。
近くには焼肉屋がやっているというラーメン店や、チェーン店系と思われる博多ラーメンの店、
そして2号線尾道バイパス沿いにも蓬莱軒とか言う古めかしい店があったけど、
ラーメン本に載っていた『味龍』という店へ行くことにした。
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味 龍 (広島県尾道市)
カウンター、テーブル、座敷が揃っていて結構キャパは広め。
鶏ガラ・豚骨と、魚系のダシにはトビウオも使っているそうです。
そして水は地下から汲み上げた天然水、化学調味料無添加ということで、
スープは少しあっさり目の味わい。まあ色々とこだわりはあるようですが、
普通に食べていたら普通の味でございます。
グループや家族連れで行くには最適かと。
写真は『味龍ラーメン…450円』
2003年10月18日の食べ歩き
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ラーメン道なかやま (広島県福山市南蔵王町)
今年の4月にオープンしたという、若い女性店主がやってるラーメン道なかやま。
広島のラーメン本見てたら行きたくなって、今回のツアーにも加えて行くことになりました。
ちなみに福山市内でラーメン店を開いていたココの店主の父親はTBS系のバラエティ番組・
ガチンコラーメン道に出演し優勝したという経歴があるとか。私はその番組を見てないのでどういう内容だったのかわからないけど、
見た人の話を聞くと、民放のバラエティ番組らしく所々で相当な演出がされていたようだ…(^^;。
そしてどういう経緯か、この優勝した元店主の娘さんが支那そばやの佐野実氏のもとで修行をし、
この福山で「ラーメン道なかやま」を開いたという。
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上の写真は「しょうゆラーメン…700円」。
スープに紫色の部分があるのはカウンター上部にある照明の関係で、
ラーメンの色ではありませんので念のため(^_^;)。
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さてさて、扉もなく吹きさらしの店に入って行くと店内は割と狭く、
両側の壁に沿ってカウンターが置かれ、席数は12〜3席ほど。椅子が高くてちょっと座りにくいけど
狭い店なりの工夫をしてあるようでした。店内には、佐野実氏の記念写真が飾られていて、
表に掲げられている佐野実氏から贈られたという暖簾といい、ところどころでガチンコを感じさせてくれます(笑)。
材料にも結構こだわりを持っているようで、そのあたりも詳しく書かれてた。
ラーメンはもともと塩ラーメン一本だったようだけど、ごく最近、醤油ラーメンも始めたらしい(そう書かれていた)。
ということで醤油で頼んでみた。
トンコツ、鶏ガラ、その他魚介系の材料を使用したスープで、
コシの無いストレートの細麺で、しょうゆ味のスープは割とあっさりで後味はスッキリ。
ただ、ガツンと来る物(インパクト)は無い。期待しすぎたかな…。塩はどうなんやろか…。
他のメニューは、塩ネギラーメン…700円、塩豚骨ラーメン…800円、
塩ネギワンタンメン・塩ネギチャーシューメン…各900円などなど、値段がやや高め…。
2003年9月13日の食べ歩き
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朱華楼 東深津店 (広島県福山市東深津町)
昼間しかやっていない朱華楼の東深津店。こういう営業時間の短い店こそ期待が〜ということで福山の候補店となり行ってきました。
店構えはごく普通のラーメン店。店に入ったらまず入口で代金を支払うという前金方式。
席に着いてしばらくして、お目当ての中華そば…450円が出てきた。
やわらかい目の平打ち麺で鶏ガラベースの濃い醤油味。
スープが少々醤油辛いのも尾道の有名店・朱華園と同じだけど、
朱華園と朱華楼とは直接的な関係は無いらしい…。
ラーメンの味はそこそこいいのだけど、
水が水道水そのものの味がして、すごく不味かった。
こんなまずい水、ここ半年飲んでないぞーってくらい。
せめて浄水器通すか、もっと上等なウォータークーラー導入してくれ〜い。
2003年9月13日の食べ歩き
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尾道ラーメン 壱番館 (広島県尾道市)
広島からの帰りに、ちょっと尾道に立ち寄ってみました。
JR尾道駅から尾道水道に沿って走る道路を東(尾道市役所方向)へ歩くこと10分、
この壱番館はあります。ちなみに某ラーメン本には駅から徒歩5分と書かれていたが、
駅から5分なんて走って行かないと絶対無理。
ちょっと洒落た建物に入ると手前にカウンター、奥にテーブル席。カウンターに座ってラーメン注文。
濃い醤油味のスープに細平打ち麺、背脂が入った典型的な尾道スタイルのラーメン。
スープもいいけどコシのある平打ち麺がイイ!。お土産用に持ち帰りもあり。
ちなみにこの店の人気メニューはトロトロにやわらかい「角煮ラーメン…800円」。結構オススメらしい。
写真は「尾道ラーメン…450円」
2003年9月6日の食べ歩き
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いのうえ (広島県尾道市)
岡山駅からJRの普通電車に飛び乗って、なんとな〜く尾道へ行ってしまった。
尾道到着後は市内を1時間くらいブラブラ〜っと歩いてから駅に戻り、
電車の時間までまだ余裕があったので駅ビル2階にある「いのうえ」という店に入りました。
ここはお土産用の尾道ラーメンも製造・販売している「井上製麺所」の直営店だとか。
麺は尾道に多い平麺ではなく若干縮れた普通のストレート麺で少し硬め。
スープは豚骨・鶏ガラの動物系と、イリコ・カツオなどの魚介系とのダブルスープだそうです。
魚系ダシがプンプン香る醤油味のスープは濃くなく、割とあっさりした風味なので醤油辛さが苦手な人にはGOOD!。
意外と美味しかったです(^^)。
写真はラーメン…450円。その他、チャーシュー麺…650円、替え玉…150円などあり。
15時から17時の間は替え玉食べ放題になるそうです。そんな3玉も4玉も追加する人なんているんやろか…と思ったら、
何人もいるらしい。
2003年8月23日の食べ歩き
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福山らーめん 太鼓判 (広島県福山市)
尾道からの帰り、福山にも立ち寄る。福山はこれまでに何度も訪れていたけど、
ラーメン目的で来たのは前回7月に立ち寄って以来2度目のこと。
時間がなくて駅前の店しか行けそうになく、行き当たりばったりでココにした。
店名は「福山らーめん太鼓判」。店の看板や幟にも福山らーめんの文字が。
クラタ食品という地元の製麺会社が運営しているようで、福山ブランドの売り込みにも熱心。
当然この店の看板メニューは福山ラーメン。鶏ガラ・豚骨・野菜・鰹節などで取った醤油味のスープ。
でも私は、この福山らーめんではなく、府中らーめんというメニューに着目。それ注文しました。
広島県府中市にある浅野味噌を使った味噌ラーメンで、コクがあるけどスープが少し重いというか何というか。
今まで食べた味噌ラーメンの中でも少し異色の味。
府中の浅野味噌は独特の風味があり、私もこの味はあまり好みではないので、
また食べたいかと聞かれると考えてしまう…(^_^;)。
福山らーめんは400円と格安。府中らーめんも450円と、これまた安い。
他にもトンコツ醤油味の「広島らーめん…400円」や、広島つけ麺もあり。
写真は「府中らーめん(味噌)」。ちなみに太鼓判の商品は通販でも購入可能。
広島ラーメン紀行へ…。
2003年8月23日の食べ歩き
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十八番 三吉本店 (広島県福山市)
福山へはこれまでに何度も来ているけれど、福山のラーメン屋には一度も行ったことが無かった。
また、福山の人気店などの情報も全然ワカラナイ。
今回、福山へ立ち寄るにあたってインターネットで調べておく時間もなかったので、
ラーメンニッポン!(発行元…デジタルコンテンツネットワーク・価格1200円 2003年5月発行)を持参。
福山市内で出ていたのは、博多ラーメンの店と、ここ「十八番」の2軒だけ。
福山まで来て博多ラーメンはアレなんで、十八番へと行ってみる。
店に入ると、ずらりと長いカウンターにビックリ。中華そば(490円)を注文。
鶏ガラ・豚骨に魚系スープだとのことで、たしかに魚系の香りがたちこめている。
そして少々の背脂。一口スープを飲んでみると、これはナカナカ…。
麺も自家製麺らしく、これもイケる。
あとで知ったことだけど、福山も結構ラーメンのレベルは高いらしく、いろんなラーメン店があるとか。
福山は尾道ラーメンに通じるものがあるのですね…。
福山は大阪・神戸からJRの普通電車で行っても完全日帰り圏内。
今度は青春18切符で福山のラーメン屋巡りしてきましょうかね〜(^^;
2003年7月18日の食べ歩き
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朱華園 (広島県尾道市)
尾道ラーメンを語るにあたっては、ココは絶対外せないってくらいに有名なところ。
私も尾道ラーメンでイメージするのは朱華園です。
私がこの店を知ったのは1985年の夏。
映画「転校生」「時をかける少女」
「さびしんぼう」など、大林宣彦監督の尾道三部作のロケ地探索(散策)で友人と尾道への旅を企画した時。
その映画の撮影秘話の中で、尾道のラーメン店である「朱華園」と「東珍康」の話が出ていた。
この2店のラーメン屋は、撮影の合間にスタッフや出演者達が好んで行った店だとのこと。
映画マニアだった私は、これは是非行かなくては…ということで尾道に着いて朱華園へ向かった
(ちなみに当時の私はラヲタではありませんでした)。
ところが朱華園に行くと物凄い行列にビビった。40人〜50人では済まない数の列。
こんな行列に並んでいたらあとあとのスケジュールに余裕が無くなる…。
結局、時間がなくてこの尾道旅行では朱華園のラーメンは食べられず…。
それから5年が過ぎて1990年、広島からの帰りに尾道でラーメンを食べよう!
ということで朱華園へ行くとよほど多くの客が来ていたのだろうか、
午後8時閉店の1時間前である午後7時の時点でもう店は閉じられようとしていた。
残念ながらまた食べられなかった。
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そしてまた5年が過ぎて1995年の夏、3度目の正直というか「今度こそ!」と思って尾道へと向かう。
夏の炎天下の日曜日。時間は昼11時半。混雑覚悟で行ったら、やっぱり行列。
でも10人くらいだったのでそこに並ぶ。初めて食べた朱華園のラーメン。
というより尾道ラーメン自体がこの時生まれて初めて食べたのだった。
正直言うとこの醤油辛さは自分自身、あんまり好みではない。平麺もあんまり…。
ということで、あまり感動は無かったような…。
あれから8年が過ぎ、急遽決まった山陰の旅ついでに、どうせ行くなら中国道・米子道まわりではなく、
福山・尾道を回って中国山地越えで行ってやろう!と、そのルートにあるラーメン店巡りを視野に入れての出雲までの旅。
山陽から山陰への分岐点である尾道では久々に朱華園にも行こうと心に決めていたのでした。
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福山を3時半に出て、尾道に到着したのが午後4時。朱華園の前を通ると平日の夕方ということもあって行列は無かった。
しかし、元から少ない収容台数の専用駐車場はすでに満車、
車を止められる場所を探したけど近くには見つからず、脇道に入った商店街の有料駐車場に止め、
徒歩で朱華園まで行く。
今回一緒に来たラーメン嫌いの連れも、ここだけは行きたいと言い出し、店までついてきた。
店の中に入ると、おぉ〜、なんと店内で4人待ち。
でもすぐに順番は回ってきて、前金で代金(1杯450円)を払いカウンターに陣取る。
ラーメンはすぐに出てきた。実に8年ぶりの味〜。忘れかけていた味を思い出しました。
美味しかったですよ〜。
2003年7月18日の食べ歩き
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つたふじ本店 (広島県尾道市)
朱華園で食べたついでにもう一軒立ち寄りたくて、連れを車の中に待たせて私一人でつたふじ本店へ入りました。
ここ、実は店へ来たのは初めてだったけど、ここのラーメンは以前に持ち帰りメニューをいただいて食べたことがありました。
尾道では朱華園と人気を二分すると聞いているけど、
平日の午後4時って時間だったからか、私が入った時には店内に客は誰もおらず、
おばさんと18才くらいの若い男の子が店番してた。
朱華園のラーメンとは違って麺は平麺ではないし醤油辛さはない。
スープは魚系の香りがして、なかなか良い風味の中華そば。
メニューには、中華そばの他にも、中華うどんなるものも…。
スープは中華そばと同じで麺がうどん麺を使用しているらしい…。
変わり種メニューってことで、中華うどんにしたらよかったかな…。
中華そば・中華うどんともに1杯の値段は450円。
2003年7月18日の食べ歩き
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〜 過去に食べたとこ 〜
東珍康
尾道市
最初に尾道ラーメンと名乗った店として結構知られてます。
私がこの店を知ったのは、大林宣彦監督の尾道三部作のロケ地探訪をした時。
スタッフや出演者たちは、この東珍康へも通っていたってことを知る。
ちょいと立ち寄ってみようかと、尾道駅からトボトボ歩いて食べに行こうとするとすると何と店は閉まっていたという(^_^;)
あれから10年が過ぎて一度食べにいったけど、感動はなかった。
どんな味だったのかもよく覚えていないので、また行ってみようかと思ってます。
(最終来店…1996年)
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